女性向けファッション誌のような男性誌メディアを作りたい
このブログは出遅れがちなアラサー男子である私が筋トレ、メンズファッション、恋愛について「やるしかない」という気持ちで打ち込んだ成果を書くことにしてる。
そのため、ブログのための情報収集として、雑誌を読むよう心がけている。
その時に、メンズファッションについて調べた所…なかなかいい本がなかった。
コンビニ、大きめの本屋と何度か見てみたけど…納得行くものが少なかった。
メンズファッション雑誌はオシャレ指南書ではなく、写真集!!
ファッションだけなら、別冊ライトニングという雑誌がとても詳しかった。
上半身・下半身・リュック・全身のコーディネートなど、いろんな側面からメンズファッションの着こなしのルールを書いていて、浅く広く基本的なことを網羅していたので「この本1冊あれば、一日中見ていられるかも…」という逸品!!
ただ、「別冊」とあるように、普段からファッションのことを綴る雑誌ではない。
問題は普段からのメンズファッション雑誌。
こちらは「ファッションを紹介しているだけ」であって…ファッションがなぜカッコ良いのか、どんな時にこれを着ればいいのかがよくわからない。
酷い雑誌だと、スタイルの外国人がひたすらかっこいい服を着てるだけなので
「こんな雑誌を買うのは、男性モデルファンの女性か、明らかに身の丈のあってないものに自己陶酔できるナルシストが空回りしている男性だけじゃないか!!」
と、あまりの実用性のなさに、生理的に受け付けない何かを感じてしまうほどだった。
ファッションをきちっと紹介している雑誌もあるにはある。
でも、ファッション以外のことがおろそかになっていることが多い。
雑誌を読んでもファッション以外のことが身につかないから…購読して勉強しようと言う気持ちがわく雑誌が…ない。
ファッション以外のことが有名人の話とか、あまりメジャーじゃないサブカルチャーの特集とかが載っていて、
「ライフスタイルに活用する雑誌ではないのね」
「その雑誌を読んでいることがステータスなのね」
と、関わりたくない気持ちになってしまった。
オブラートに包みながら言えば、ファッション雑誌を読む男性はロマンチストすぎる!ファッションやオシャレなものが好きすぎる!
ファッションについて「必要だからやる」「できなくて困っている」タイプの人は勉強のためにファッション雑誌を買ってもおそらくは苦行に感じるか、惨めな思いをするか、かえって難しく考えてしまうのかもしれない。
ブログの1つ前の記事で、オタクの友人が
「【服を着るならこんなふうに】というマンガがアニメ雑誌であるNewtypeで連載されている。オタクたちもファッションに目覚めている。」
と、大騒ぎしている話をした。
関連コンテンツ 今、オタクたちがライフハックに目覚めているッッッ!!
オタクにとっては、オシャレなものが似合う人が当たり前のようにオシャレなモノを着て、おしゃれな話をするファッション雑誌は、自分達が参考にするのに向かないのかも知れない。
子どもの頃に送りつけられてきた進研ゼミのマンガみたいに「うまく行ってない人が成功するまで」をストーリー仕立てにしてくれた方が、ファッション自体の美しさやかっこいいモノに触れるよりも納得できるのかも。
私自身、ブログの参考にならなくて、ファッション雑誌に対して「違う」と感じたから、わからなくもない。
女性誌を読んで「女性はリアリストだ」と感じた
一方で、「参考になるかも」と感じたのは女性誌だった。
まず、構成からしてしっくり来た!
洋服は全身のコーディネートが乗りつつも、吹き出しでポイントを解説。
洋服の話だけではなく、ターゲットに合わせたテーマの読み物が付属している。
たとえば、OL向けならグルメや人間関係(仕事・恋愛それぞれ)の話、子育て中の主婦の雑誌には子どものしつけや子連れの親、ママ友との付き合いとしての悩みについて書かれたページがちゃんと載ってる。
ファッションも話題も、ティーン・女子大生・OL・主婦とそれぞれのターゲットに合った雑誌ができあがっていて、「読んでいる人間」の生活感が汲み取れて、しっくりと来た。
男性誌にはない生活感、ファッションも恋愛も「こなすために学ぶ」感じが読んで取れたので「女性はリアリストだ」と感じられた。
私はファッションも筋トレも恋愛もそこまで好きではない。
好きではないからこそ、アラサーになるまでないがしろにしてきたが、ここに来て「必要だ!」と感じたからこそ「やるしかない」と感じてブログにノウハウを書いて積み上げていくことにしている。
だから、ファッションやオシャレなものが好きな人のためではなく、「こなしたい」人のために何をしたらいいか、生活や格好が若い時と変わらなくていいのかという気持ちを持った人のために書いてる。
女性誌を読んだ時に感じたあのリアリティと生活感で、アラサー男子に向けて何かをかけるブログになっていきたいものです。